マネジメントのスキル習得『クリティカルシンキングとロジカルシンキングについて』
こんにちは、日々お腹にクリティカルダメージを食らっているお腹が弱い『いち』です
今回は、
マネジメントのレベルアップにかかせない、クリティカルシンキングについて解説していきます
クリティカルシンキングをマスターすれば、いきなりきた理不尽な仕事の論理を撃ち破り、断れるようになります
この記事はこんな人に向けて書いています
相手から言われたことに納得感がない人
仕事を受けて渡さなければいけない人
相手の話に納得感がないので仕事にやる気がでない
相手の話の隠されていることを見抜きたい
こんな悩みを解決します
ではさっそく解説していきます
クリティカルシンキングとは
クリティカルシンキングとは批判的思考法のことで、アメリカでは教育にも取り入れられています
物事、論理を疑うことにより、自分で判断する力を身につけるという教育です
自分で判断する力は、ビジネスでも必要になることなので、クリティカルシンキングの考え方を理解して身につけていきましょう
批判的な視点で見るとは決してネガティブなことではなく、物事を疑い深く考えるということです
クリティカルシンキングとロジカルシンキングの違い
ロジカルシンキング | クリティカルシンキング |
論理的に正しいか | 論理的に正しいかを批判的視点で見る |
前提条件を正として論理展開をする | 前提条件を疑う |
自分の得意な論理展開にあてはめやすい | 論理展開自体が正しいか疑う |
クリティカルシンキングはロジカルシンキングの論理的説明を補足もしくは、間違いがないか疑うための思考法です
リスクとメリット
クリティカルシンキングができていないとこんなリスクがあります
クリティカルシンキングができないリスク
論理的に正しくないことを無意識に受け入れてしまう
正しくないことを相手にやらせてしまう
→結果、論理的に正しくない(納得感がない)ことをやることになる
クリティカルシンキングのメリット
論理性があやしい意見を受け入れずにすみます
これは社会では結構重要で仕事をうけるときなどに重宝するスキルです
たとえば
『去年のこの企画はヒットしたから今年もよろしく』
そもそも去年のヒットの要因はなにか?
今年に適用できることなのか?
同じやり方でいいのか?
クリティカルシンキング(批判的思考)で考えるとこのように疑問点がたくさんでてくるので、受ける仕事の精度(相手が求めるものがわかる)が上がります
クリティカルシンキングのデメリット
ネガティブな人ととらえられてしまう可能性があります
私個人的には批判的思考は自分の中で論理が正しいか常に問うことで使用しています
すぐに言葉に出すのはやめたほうがいいと思います
たとえば、
上司から『この仕事は時間がかかるわりに結果がでていないからやらなくていい』と言われたとします
クリティカルシンキング(批判的思考)では
結果がでていないの結果とはどういうことか
結果がまったくでていないのか、それとも足りていないのか、なにと比べて結果がでていないのか
本当にやらなくていいのか
結果がでないが求められていることはないだろうか?
『課長、結果がでていないとは具体的にどのようなことなのですか?詳しく教えて下さい』
となります
まちがったクリティカルシンキング(批判的思考)では
上司から『この仕事は時間がかかるわりに結果がでていないからやらなくていい』と言われたとします
『いや課長、この仕事はやめられません』
『なんでなの?』
『うちの部で長い間続けていることですしお客様に迷惑がかかります』
このように相手の意見を批判することはクリティカルシンキングではありません
相手の論理が間違っていないかを確認することがクリティカルシンキングと覚えてください
そもそもなんでクリティカルシンキングが必要なのか
そもそもなんでクリティカルシンキングが必要かというと
人間は、経験則やバイアス(かたよった見方)をしてしまうからです
人は過去はこうだったからこういうときはこうだ、といった経験則で判断をします
しかし実はそれは論理的でない、もしくは論理的でなくなった可能性があるので、経験則の論理を疑う必要があるのです
クリティカルシンキングについてまとめ
クリティカルシンキングについて説明していきましたがどうですか?
本当の意味のクリティカルシンキングを取得して、仕事に活かしてみてください
最後まで読んでいただき、ありがとうございます
この記事があなたのお役にたったなら幸いです
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