ロジカルシンキングとは?マネジメントに必須なベーシックスキル

マネジメント
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【必須】マネジメントのスキル『ロジカルシンキング』

こんにちは、マネージャー歴5年のサラリーマンブロガーの『いち』です

答えのない時代に問題を解決するために、ロジカルシンキングは必須のスキルとなります

話がわからない人と言われないために、物事をロジカルに理解する、説明できるスキルが必要です

こんな人に向けて記事を書いています

話の要点をまとめるのが苦手な人

マネジメントについてなにを学べばいいかわからない人

問題を解決したい人

そんな方々に向けて

ロジカルシンキングの基礎知識をお伝えしていきます

でも私そういうセンスないしなぁ



大丈夫です、ロジカルシンキングは誰でも習得することができる【スキル】です

ロジカルシンキングの基礎となる考え方を学ぶことで、いろいろな場面でロジカルな考え方ができるようになります

ロジカルシンキングの結論

勉強すれば身に付くスキル

有用しかし育つのに時間がかかるので、早くに身につけるべし!


ではさっそくロジカルシンキングについて解説していきます

ロジカルシンキングとは

ロジカルシンキングとは

ロジカルとシンキングを足した言葉で

ロジカル(論理的な)

シンキング(思考法)

となります

論理的とは物事を筋道立てて説明できることですので、ロジカルシンキングとは物事の筋道を見つける思考法と言えます

ですのでロジカルシンキングを学ぶことで相手に伝える力がつきます

実際に私が過去に上司に

『ロジカルシンキングのスキルを上げたほうがいいよ』と言われたのは、あなたの話は分かりにくいよってことだったんですね

ロジカルシンキングを学ぶことで、論理的に考え伝えることができるようになり、結果相手に伝わりやすくなります

ロジカルシンキングの基礎

今回はロジカルシンキングの基礎ということで、基本知識を紹介していきます

ロジカルシンキングを、思考のステップごとに分けるとこのようになります

問題、課題を定義

要素を探す、書き出す

要素を、分別、整理する

原因と思われる要素を深掘りする

真因を明らかにする



では、ステップごとに概要とよく出てくるワードを説明していきます

問題、課題の定義

以外と多くあるのが、そもそもの問題、課題の定義があいまいなことです

ここがしっかり設定されていないと全体がくずれてしまうので、意識して設定しましょう

たとえば

人があつまらないので、どうしたら集まるかをロジカルシンキングで分析してみる

→実は人が必要なことが会社に伝わっていないため募集をしていない

原因は、募集を会社に申請する方法だった

このようにそもそも実現したいことに対して問題の定義がおかしいことが結構あります

特にロジカルじゃない人ほど間違った問題の定義をしますので注意が必要です



要素を探す、書き出す

問題が決まったら要素をすべて書き出していきます

0ベース思考

要素を書き出す際に前提などにとらわれずに考えることをいいます

この思考がないと自分が原因と決めつけたことしか、要素に上がらなくなったります

フレームワーク

要素を探すときフレームを使うとより簡単に要素を探すことができます

一例を紹介すると

フローチャート(行程のフォーマット)

4M(要因分析のフォーマット)

フレームワークについては『ロジカルシンキングのフレームワーク』の記事でたくさん紹介しています

フレームワークを使わないと、時間をムダに浪費します

要素を分別、整理する

次に書き出した要素を分別、整理していきます

そのときに気をつけることMECE(ミーシー)です

要素に抜けやダブり偏りがないかを、フレームワークを用いて整理していきます

MECE

抜けなくダブりなくの頭文字を取ったもの

ミーシーを覚える必要はないが、考え方は非常に重要

フレームワーク

要素の整理に使うフォーマットのこと

課題ごとにある程度使うフレームワークが決まっています

一部を紹介すると

PDCA(改善のフォーマット)

4M(要因分別のフォーマット)

QCD(クオリティコントロールのフォーマット)

フレームワークは便利で強力なアイテムですが、考えが固まる、考えなくなるなどの弊害もあります

フレームワークについては『ロジカルシンキングのフレームワーク』の記事でたくさん紹介しています



原因と思われる要素を深掘りする

要素が分別できたら原因を探していきます

原因と思われる要素を深掘りしていくことで真の原因を探していきます

そのときに必要な考え方が

So What? (つまり?) Why So? (なぜ?)の考え方

ロジカルシンキングではつまり?なぜ?の繰り返しで深堀していきます

トヨタ流で言うところのなぜを5回繰り返せですね

なぜで深堀をして、つまりで論理的つながりを確認する手法になります

真因を明らかにする

ひとつ前の原因を明らかにするで終わりにしてもよかったのですが、あえて分けた理由は、真の原因を明らかにしないと結局は問題が解決しないからです

なに当たり前のことを言っているんだと思うでしょうが、現実は真因を見つけないままで終わりにする人がかなりいます

その結果、問題が解決せずにどんどん問題が積み上がってしまいます

なので、ロジカルシンキングで分析をするときはぜひ真因を見つけることを意識してみてください

たとえば

車の燃費が悪い

タイヤの空気圧が低いことが原因だった

対策:空気を入れる

一見よさそうに見えますよね、でも本当はさらに深掘りして真因を見つける必要があるかもしれません

たとえば

タイヤにくぎが刺さっているかも

タイヤが古くなっていて空気が抜けやすいかも

空気を入れるバルブから漏れているかも

いつもいくガソリンスタンドの店員さんが間違えて低く入れているかも

など、真因が別にあった場合では問題は再発してしまいます



ロジカルシンキングの論理手法

ロジカルシンキングでは論理性を検証する手法がいくつかあります

帰納(キノウ)法

複数の事例から結果を導きだす手法です

たとえば

駅前のスタバのAさんの接客はとても気持ちがいい

そういえば昨日接客してくれたBさんも気持ちがいい接客だった

そういえばCさんも、、、

→そうかスタバは気持ちがいい接客をしてくれるお店なんだ



演繹(エンエキ)法

決まったルールや前提条件から結論をみちびきだす手法です

たとえば

駅前のカフェではかならずお客さんに笑顔であいさつすることをルールにしている

笑顔であいさつをされると、あいさつされた人は気持ちがよくなる

なので駅前のカフェはいつも気持ちがいい接客をしてくれる



ロジカルシンキング基礎トレーニング

ロジカルシンキングの基礎知識をお伝えして来ましたが、すでに実践していたことも多かったのではないでしょうか?

ここではロジカルシンキングのトレーニングについて紹介していきます

オススメのトレーニングは簡単で

①要因を書き出す

日常でもいいですし、なにか課題があったときでもいいです

要因をできるだけ書き出してみてください

オススメはひまな会議中です

②フレームワークに当てはめる

書き出した要因をフレームに当てはめてみてください

そうしたらもれ、ダブリがないかの確認をしましょう

 

このトレーニングをやることでロジカルシンキングの力がついていきます

なぜかというと、要素をたくさん書き出すことで考える力と要素の探しかたを意識するようになり

似たような問題のときにどのように要素を探したか、フレームに当てはめたかなどの知識が役立ちます

なので使えば使うほど次回に活きてきますので、要素を探すことがいいトレーニングになります

時間があるときに実践してみてください

ロジカルシンキング基礎のまとめ

ロジカルシンキングのことが少しはわかりましたか?

今回話した内容が

ロジカルシンキングの基礎

思考の流れとその時に使う知識

各種フレームワーク

ロジカルシンキングの論理手法

になります

ロジカルシンキングはすぐに身につくわけではないので、コツコツ知識をためたほうがいいです

なので早くから知っておいて知識を積み上げていきましょう

最後まで読んでいただき、ありがとうございます

この記事があなたのお役にたったなら幸いです

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